出来事に対してその都度起きる感情と、ずっと続いて気分になっている感情がある。ネガティブな気分の時は、ささいな出来事にも強い不快感を感じる。ポジティブな気分の時は、多少の不快感を感じても気にならない。
出来事に対して起きる感情は気づきやすい。しかし、気分としてずっと続いている感情は気づきにくい。いつのまにか、その感情に埋もれてしまう。退屈、つまらなさ、さびしさ等。
出来事に対して起きる感情は、怒りなど強い感情が多い。気分になっている感情は、微妙な感情が多い。なので前者に気をとられて、気分になっている感情に気づけない。そこを観察することは大切。