2021/01/02

心の癖を変えるには他力が必要

特定の感じ方のパターンや、特定の状況に対して同じように感じてしまうこと。心の癖である。

心は、脳の働きだと思っている。心の癖は脳の働きの癖である。脳は、安定した状態を保ち、変化しない面がある。なのでなかなか心の癖は変わらない。自分の心の癖、心の構えの中で生きているので、自分だけでは自分の心は変えられない。
「自力」でなく「他力」が必要といろいろな宗教で言われる。「自力」では心は変えられない。自分とは違う脳を持ち、自分とは違う心の癖を持った人に会う。すると、自分とは違う心の状態があることを知り、衝撃を受ける。それで初めて自分の心を変えることができる。
「この人を見よ」とキリスト教でいう。この人とはキリストである。他人を見ることで初めて自分を変えられる。これが、「他力」の意味ではないか。

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