2021/06/14

ショック療法

 心は、脳の働きだと思っている。心の癖は脳の働きの癖である。脳は、安定した状態を保ち、変化しない面がある。なのでなかなか心の癖は変わらない。自分の心の癖、心の構えの中で生きているので、自分だけでは自分の心は変えられない。しかし、心に衝撃を受けることで、心の癖が変わる場合がある。

例としては、
・自分と全く違う心をもった人に会う
キリスト教で言えば、キリストに会うことで心が変わる。
・生死の境を経験する
例えば、細かいことを気にする人が、生死の境を経験して、生死以外の問題は大したことがないと思うようになるとか。大病、大けが、災害、戦争、など。

こういうのは外から来る出来事で偶然の賜物だ。しかし自分で自分にショックを与えることもできる。例えば敢えて抵抗のある行動をする。その抵抗感は、心の癖から来ている。敢えて心の癖に反する行動をすれば、ショックを感じる。そのショックで心の癖が変わる。ショック療法の一つ。
例としては、
・苦手な人に、気持ちいい感じの挨拶をする
・恥ずかしいと感じることを敢えてする
・嫌な人の幸福を祈る

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