旧劇場版のエヴァンゲリオンのテーマの一つは、「人と人は分かり合えない。なので他人を恐怖し、傷付け合う。孤独になる。それは辛い。どうしたらいいか?」ということ。この解決策として、人々の意識を一つに融合する人類補完計画が実行される。
しかし意識が融合した世界では個人の人格が希薄になり、人と人との関係は無くなってしまう。なので主人公は元の世界に戻ることを選択する。元の世界でも人と人がわかり会えることもある、と思い選択し直した。
この物語で連想するのはキリスト教の三位一体の教義。神、キリスト、聖霊の位格がある。各位格は実体として一つだが、見え方、働き方が違う位格が3つある、という様態論・サベリウス主義という考えがある。その考えは異端とされる。
各位格は分かちがたい永遠の関係を持っているので三位一体と言われる。しかし各位格が実体として一つという考え方だと、関係が失われる。位格の間の関係が重要なのだ。
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