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2026/09/13

ブラジルのサウダージと日本の切なさ

ブラジルのゴスペルの対訳を紹介するブログを書いている。
ブラジルゴスペルの対訳紹介

日本の曲でよく聞くような切なさを感じる曲が多い。そういう曲をコード進行でいうと、マイナーセブンが印象的に使われている。マイナーセブンは悲しさの中に希望があるという感情を表すコード。

ブラジルではサウダージという言葉で悲しみと喜びが混ざった感情を表す。日本でいう切なさ=無常感(もののあわれ感)と喜びが混ざった感情に似ていると思う。

サウダージに含まれる悲しみと喜びは、ゴスペルではキリスト教の教えと結びついている。苦しみの中でより強く神との繋がりを感じるという面がある。カトリックの教会にあるキリストの磔刑の像は残酷な気がするが、そこにキリスト教の肝がある。自分が苦しい時に、一緒に居て、苦しみに共感してくれる=一緒に苦しんでくれる神。なので苦しいときにより強く神との繋がり=愛を感じる。苦しみと愛が一体になっている。ゴスペルにもそれが表現される。だからコード進行でマイナーセブンが使われる。

泣ける曲は、悲しさと喜びを同時に表現する曲だと思う。悲しさが100%、喜びが100%では泣けない。

2025/12/08

理想の存在としての神

ブラジルのゴスペルを聞いているが、泣ける。神様と一緒に居たい。という歌詞の曲が多い。一緒に居たいとは、神への愛だろう。人間相手だと、一緒に居ると嫌になることもある。ヤマアラシのジレンマという言葉もある。

神は、人と違って見えないので、一緒に居て嫌になることがない。その存在は信仰者にとって理想の存在になる。その愛は信仰者にとって理想の愛になる。全てを許し、全てに無条件に平等に注がれる神の愛。神との理想的な愛の関係。そこから信仰者は活力を得る。その活力を永遠の命と呼ぶのかも知れない。

高い理想という言葉があるように、理想は自分より上にあるようにイメージされる。ブラジルゴスペルの動画を見ても、アーティストと観客が手を上に挙げている。

理想の存在=神、理想の愛=神の愛、理想の社会=神の国。理想を求めることは、現実逃避ではない。神の愛を感じて生きていれば、隣人との関係もより良い関係、愛の関係になる。

イエスは人間だった。と同時に神と同一でもある、という神との極まった関係を持っていた。その関係があったので十字架で人類のために死ぬことができた。普通の人間は人類のために死ぬことはできない。しかし普通の人間が、神とイエスの関係を見て良い影響を受け、隣人との関係も良くなる。自分はノンクリスチャンだが、信仰者の気持ちはそうなっているのではないかと思った。

2025/10/13

無宗教=相対主義

信仰とは、自分の素直な気持ちとして、ある考えがしっくりくること。
自分は無神論、唯物論だという人も、それらを信じていることになる。
相対主義=色々な考えがあるがどれも絶対に正しいとは言えないという考え。その状態では何かを信じることはない。その意味では、無宗教とは相対主義だと思う。橋爪大三郎「死の講義」からの受け売りである。
宗教は、広い意味では世界観だと思う。世界観から価値観、行動規範が出てくる。すなわち生きる上での方針が出てくる。生き方に強さが出る。相対主義では自分の世界観が無く、生き方が強くならない。
その意味で、何かを信じている人に共感できる。ブラジルのゴスペルを聴いて、アーティスト、聴衆の信仰心を感じて泣けたが、その共感から感動していると思った。

2025/04/11

ブラジルゴスペルの対訳紹介

ブラジルのゴスペルの日本語対訳の作成が趣味になり、対訳を紹介するブログを作成しました。よかったら見て下さい。自分はクリスチャンではないですが、アーティスト、観客が真剣に信仰している様子に心がうたれました。

ブラジルゴスペルの対訳紹介