結論から言うと、軍事力による抑止力そのものを認めない、あるいは強く批判する学者は確実に存在します。
これは国際政治学・平和研究(Peace Studies)の中で「平和主義(pacifism)」や「非暴力研究(nonviolence studies)」として体系化されています。
検索結果にも、軍事力中心の安全保障観を批判する研究者が複数確認できます。
✦ 1. 軍事力による抑止を批判する代表的な学者
● Neta C. Crawford(オックスフォード大学)
平和主義・非暴力の研究者で、軍事力や軍拡に依存する安全保障を批判し、非軍事的手段の有効性を論じています。
彼女は「軍事力は安全保障を生まないどころか、軍拡競争と不安定化を招く」とする立場に近い。
● Johanna Rodehau-Noack(国際関係論)
国際政治における「平和の科学」や戦争の統治問題を扱い、軍事力中心の安全保障観を批判する研究を行っています。
● Richard Davis(倫理・安全保障研究)
軍事力に依存しない安全保障の可能性を論じ、戦争を回避するための非軍事的アプローチを重視しています。
✦ 2. より広い潮流:絶対的平和主義(absolute pacifism)
平和研究の中には、次のような立場をとる学者もいます。
- 軍事力は本質的に不道徳
- 軍事力は安全保障を生まない
- 軍備は縮小すべきであり、究極的には不要
- 非暴力抵抗の方が国家存続に寄与する
こうした立場は、軍事力による抑止力を否定する学術的潮流として確立しています。
✦ 3. 「軍事力による抑止を否定する」立場は主流ではないが、学術的には確実に存在する
国際政治学の主流(リアリズム・リベラリズム)は抑止力を前提に議論しますが、
平和研究・非暴力研究の領域では、抑止力そのものを否定する学者が一定数存在します。
検索結果にあるように、
- pacifism(平和主義)
- nonviolent resistance(非暴力抵抗)
- antimilitarism(反軍事主義)
といった研究領域で、軍事力中心の安全保障観を批判する学者が明確に確認できます。
✦ まとめ
- 軍事力による抑止力を認めない学者は存在する。
- 特に pacifism(平和主義)・nonviolence(非暴力)研究の学者が該当。
- 代表例として Neta C. Crawford、Johanna Rodehau-Noack などが挙げられる。
- ただし国際政治学の主流ではなく、少数派の立場。
もし興味があれば、
- pacifism の種類(絶対的・条件付き)
- 非暴力抵抗の実証研究
- 抑止論との学術的対立構造
なども深掘りできるよ。
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